Bikini Warriors Wiki
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Original Japanese English Translation
君たちは3人パーティーとなり、戦力を大幅に上昇することができた。
君たちは破竹の勢いで探究を進めており、冒険者の酒場で次の作戦会議をおこなっていた。
★冒険者の酒場 Adventurer's Tavern
Webstory fighter
「わたしたちもずいぶん強くなったね。スライムとかに苦労していたのがもう懐かしいわ」
Webstory paladin
「そうですわね。このあたりではわたくしたちより強い冒険者はいなくなりましたわね」
Webstory mage
「で、でも魔王を倒すにはまだまだ強くなる必要があると思います。今のあたしたちに足りないのは、罠の解除能力、追加の物理攻撃、追加の魔法の使い手、少しの常識、ですね」
Webstory fighter
「よし、わかった。4人になったら無敵のパーティーになるぞ! さっそく仲間の情報を集めよう!」
Webstory grey
「それならちょうど良さそうなやつの情報が来ているぞ。闇の森にいる凄腕だそうだ」
Webstory paladin
「それですわ!さっそく参りましょう!」
★闇の森 Dark Forest
Webstory fighter
「ずいぶん不気味な森だけど、本当にこんなところに凄腕がいるのか?」
Webstory mage
「闇の森には闇エルフという種族が住んでいると聞いたことがあります」
Webstory paladin
「闇エルフ?」
Webstory mage
「人間よりはるかに長命な種族で、数千年を生きると言われています。剣の腕と魔術の業に長け、手先も器用だとか。」
Webstory fighter
「なんだその完全上位互換超人は! わたしたちいらなくないか!?」
Webstory paladin
「それだけに人間を見下している気難しい性格だとか。あっさり仲間になってもらえるとは思えませんわね」
Webstory darkelf
「侵入者よ、とまれ!」
Webstory fighter
「だ、だれだ?」
Webstory darkelf
「ここより先に許可なく立ち入るというのなら、闇魔法の矢をおみまいすることになるわよ」
Webstory mage
「あ、あそこです! うわぁ、なんて強そうな人。あれが闇エルフ……」
Webstory paladin
「わたくしたちは凄腕の冒険者を探しに来ただけですわ」
Webstory fighter
「そうだよ。もしかしてあんたか? 物騒な魔法とかしまって握手しようよ」
Webstory darkelf
「警告したはずよ、さらばだ人間」
(ダークエルフの手から闇魔法の矢が放たれ、ファイターの胸に直撃する)
Webstory paladin
「ファイターさん!!」
Webstory fighter
「うっ!・・・て、あれ、全然痛くないや」
Webstory darkelf
「(・・・えっ、効いてないの?われの最強の魔法が?)」
Webstory fighter
「なんだ~、おどかしただけか。死んだかと思った。驚かせないでくれよ~」
Webstory darkelf
「そ、そうよ。い、今のは警告だったのよ。人間にしてはなかなか度胸があるじゃない。いいわ、仲間になってあげる」
Webstory fighter
「やったー!」
Webstory darkelf
「剣技を極め、あらゆる魔法を修め、古今東西の罠や遺跡の仕掛けに通じているわ。さらに、すばやさは人間の10倍。われが加われば大業をなせるわよ」
Webstory paladin
「すごいですわ。さっそく難関といわれる不死者の谷を攻略いたしましょう」
★不死者の谷 Undead Valley
Webstory mage
「ずいぶん入り組んだ地形ですね。地図を書いていかないと迷っちゃいそうです」
Webstory fighter
「めんどくさいけど、そうするか~」
Webstory darkelf
「ふん、地図など書く必要はないわ。風の精霊の言葉に耳を傾ければ、導いてくれるわ」
Webstory paladin
「さすがダークエルフさん。頼りになりますわね」
3時間後 Three Hours Later...
Webstory fighter
「ぜぇぜぇ、さっきと同じところじゃないのか、ここ」
Webstory mage
「あ、そうです。ここにさっきファイターさんが落としたお弁当箱のふたがありました」
Webstory darkelf
「われにまかせなさい。闇の精霊の息吹をたどれば、不死者の王のもとに導いてくれるわ」
Webstory paladin
「・・・さっきは風の精霊って言いませんでしたっけ」
★不死者の王の洞窟 Undead King Cave
Webstory fighter
「ああ、やっと着いた~。」
Webstory paladin
「扉が閉まっていますわね。鍵はかかっていますか?」
Webstory mage
「かかっていないといいですね。あたしの鍵解除魔法は簡単な構造の鍵しか開けないので、困っちゃいます…」
Webstory darkelf
「われにまかせなさい。・・・どうやら鍵がかかっているようね。この扉の文様を読み解くと古代龍遺跡に稀に存在する伝承鍵の技術が使われているようね。この鍵を開くにはわれでも少し時間がかかりそうだわ」
Webstory mage
「そんな難しい鍵なんですね。わたしたちだけでは入れなかったかもしれません。ダークエルフさん、よろしくおねがいします」
Webstory darkelf
「われにまかせなさい」
1時間後 One hour later...
Webstory darkelf
「この仕掛けがこうなっているから、こっちのネジがこうなって・・・」
Webstory fighter
「なあパラディン、もしかしてダークエルフのやつすごく手こずってないか」
Webstory paladin
「よほど難しい鍵なんでしょう」
Webstory mage
「さっき、なんか指をはさんじゃってるようにも見えましたが、大丈夫なんでしょうか」
Webstory darkelf
「・・・少しだけはずすわね。自然がわれを呼んでいるから」
Webstory fighter
「なんだ、ダークエルフもおしっこするんだな」
Webstory paladin
「失礼ですよ!」
Webstory fighter
「ごめん、ごめん。ん?どうしたメイジ」
Webstory mage
「い、いえ、無理だとは思ったんですけど、いちおう鍵解除魔法をかけてみたんですよ・・・」
Webstory fighter
「開かなかったんだろう? その魔法いつも使ってみてるけど結局開かなくてあたしがぶっ壊してるもんな」
Webstory mage
「い、いえ、そうじゃなくて、そもそも魔法に反応がなかったんですよね」
Webstory paladin
「ということは?」
Webstory mage
「まさかとは思いますが・・・、扉押してみます」
ギ、ギ~
Webstory mage
「あ、開いちゃいました・・・」
Webstory paladin
「まさか、最初から鍵がかかっていなかった・・・んですの?」
Webstory darkelf
「お待たせ。あら、扉が開いたのね。さすが、われ。もう少しかかるかと思っていたけど、すでに解除していたとは。」
Webstory paladin
「・・・」
★不死者の王の間 Undead King's Throne Room
Webstory fighter
「あそこに座ってるのがこの洞窟を支配する不死者の王か? げっ、なんだあいつ、めちゃくちゃ強そうなんだけど」
Webstory mage
「どうやらリッチと呼ばれる最強のアンデッドのようですね。い、今まであたしたちが戦ったことがない種類の敵です。」
Webstory paladin
「せっかくたどり着いたけど、一度出直して情報を集めた方がよろしいかもしれませんね」
Webstory fighter
「たしかになぁ。はるかにわたしたちより強い雰囲気が・・・って、おい! あいつ、何やってんだ!?」
Webstory darkelf
「不死者の王よ、覚悟するがいい。われが来たからには、貴様は灰燼に帰したも同然だ」
Icon brown
「生者ヨ…後悔スルコトニナルゾ」
Webstory fighter
「わ、わ~っ、ダークエルフさんが、勝手に一人で戦闘に突入しています!」
Webstory darkelf
「うふふ、剣と魔法、どちらで仕留められるのがお好みかしら?」
Webstory fighter
「ダークエルフの構えた剣に、なんか魔力みたいなのが集まってくるぞ、すげぇ!」
Webstory darkelf
「闇の聖霊よ、わが剣に宿りたまえ。闇をもって闇を制す! 必殺、“最も深き闇の滅霊斬”!!」
(ズバッ!!)
Icon brown
「・・・ソレガ、ドウカシタカ。ソンナ技デハ、ワタシヲタオスコトハデキナイ。」
Webstory fighter
「えっ?」
Webstory darkelf
「ならば、これでどう? 冥界の闇よ、われのもとに集い、かの敵を罰せよ!」
Webstory mage
「あれは闇魔法の詠唱! あたしが学んでいない系統の魔法です!」
Webstory darkelf
「はーーーーーっ!」
Icon brown
「・・・キカナインデスケド」
Webstory darkelf
「えっ、われの剣と魔法、どちらも効かない? あ、そう・・・なの。」
Webstory paladin
「なんかダークエルフさん、困ってるみたいですけど」
Webstory fighter
「あの剣の技、見かけ倒しだけで全然威力なさそうだったからな」
Webstory mage
「あの闇魔法も見習い用の初級呪文だったみたいです」
Webstory paladin
「ということは、ダークエルフさんは私たちより全然・・・」
Webstory fighter
「よわっちい奴だったんだな」
Webstory mage
「と、年上の新人さんだったんですね」
Webstory darkelf
「そ、それならば、これはどうかしら! われの速さについてこられるかしら?」
Webstory fighter
「あ、逃げた」
Webstory mage
「すばやさは人間の10倍、だけは本当でしたね」
Webstory paladin
「私たち、この先大丈夫なんでしょうか?」
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